前回は“ロマンスの時代”のお話しでした。

今回は、めくるめくロマンスから少しづつ目が醒めてゆくハートブレイクのお話し。

目がハート形になっている恋愛初期の“ロマンスの時代”がしばらく続くと“ハートブレイクの時代”というものがやってくる。

あんなにも楽しく優しく “世界は二人のために” 回っていたはずなのに。  

・・・再び古くて、スミマセン

例えば、付き合い出してから毎日のように電話をくれていた彼。

「あれ?今日は電話は無いのかな?」

しばらく待ってみても一向に電話は鳴らない。

「もしや、なにか事故にでも遭ったのでは?」

「いや、忙しいだけかも」

なかなか寝付けずに一夜を過ごし、翌日やっと電話があって

「いや~、悪い悪い、昨日ちょっと飲みに行ったら盛り上がって」

などと言われる。

若しくは、休日は毎週のようにデートしていたのに

「今度の日曜は友達とゴルフで、来週の日曜は接待ゴルフ」

ということも徐々に増えてくる。

逆もまた然りで、彼女の方が「ごめんね、昨日電話もらっていたのに出れなくて」とか「来週は友達とランチ&買い物へ」の場合も。

これは、夢見心地な“ロマンスの時代”からすると、なかなかの“ハートブレイク”。

「え“?私達ってかなり盛り上がってたよね?なのに昨夜は友達と盛り上がっていたとな?」

「今週も来週もゴルフ? んじゃ、会えるのは再来週?」

なんだか、二人の関係が一気にクールダウンして「もう私()の事はあまり好きではなくなったのでは?」と感じる瞬間。

恋などしていない時や、パートナーと連れ添って何年も経っている場合は、こういう話を聞いても

「まぁ、大袈裟な。ダイジョブダイジョブ」と思うもの。

しかし、ロマンスに舞い上がっている時は決してそうではない。

そこへ持ってきて無価値感を大いに抱えている人であれば、このような状況に陥った際には人一倍不安を感じる。

「私がなにか変なことを言って気分を害したのだろうか?」「もしや、このまま自然消滅?」

ネガティブな妄想が突っ走る。

もちろん、私が「完璧な理想の人」と思っていた元夫ともハートブレイクの時代はやって来た。ロマンスを満喫し浮き足立っていた私に、突然超ハートブレイクな事件が起きたのだ。

付き合いだして半年ほど経った頃だっただろうか。
 

忘れもしない。

彼の部屋で「とんねるずのみなさんおおかげでした」の「仮面ノリダー」を元夫と一緒に楽しく見ている時だった。(若い人はご存じないかもしれません。ゴメンナサイ)

彼は、なぜかいつもドアのカギを掛け、ドアチェーンまでしっかり施錠する。

不思議に思い一度、なぜドアチェーンまでするのか聞いてみた。

「もし、泥棒が入ってきたら困るから」

「ふ~ん」


しかし、本当の理由はそうでないことが「ノリダー」を見ていた時に判明した。

<ガチャガチャ>

ドアの方から鍵を開ける音がしたかと思ったら、彼は慌ててドアの方へと走って行った。

なにやら男女の押し問答する声が・・・。

私は「?」と思いながらも「ノリダー」を見続けていた。

すると、なんと見知らぬ女性がツカツカと部屋に入ってくるではないか!


彼が前にお付き合いしていた女性だった。

いや、 “前にお付き合い” ではなかった。

「最近あまり会っていませんが付き合っています」とのことだった。

この時のショックったら無かった。

彼女もそうだったと思う。

けれど、あの男、いや、彼は、修羅場と言っても良いこの状況で、こっくりこっくり座ったまま居眠りをし出したのである!

これにもビックリ!!

なぜ、このような時に寝れるのだ???

私の「完璧な理想の人」は いずこへ・・・。

超ハートブレイクである。

悲しみのどん底だった。


今から思うとこの辺りから、ジワジワと雲行きは怪しくなってきていたのだ。

どんな関係でもその関係性は“成長”してゆくもの。

関係性も“成長”してゆくものだから、その関係性を大事に“育てる”“育む”という心の準備というか、心構えはあった方が良いなと思う。

『人との関係はこういうプロセスを辿るものなんだな』と準備が出来ていると、行き詰った感じや窮屈さや不安を感じても、不要な怖れに囚われずに自分に立ち返ることが出来やすいのです。

来週からは、これを機に私の【無価値感】が炸裂してゆくお話です。

良かったら、誰かとの関係を育んでゆく参考にしてくださいね。

※元夫の了承を得て書かせて頂いています。