夫婦も長く続けていると、お金の事で意見の食い違いやケンカになることも良くある。

 

例えば、元夫はとても気風が良かった。

友達と飲みに行っても気前よく奢ったりしていたようだ。

私にも気前が良かった。

それは嬉しくもあったけれど。

お付き合いしている時は少々お金遣いが荒くても、さほど問題では無い。

奢ったり奢られたり、ということもあるだろう。

 

けれど、結婚してからはそうはいかない。

お金の事は妻が管理することの方が世間でも多いようで、 妻65:夫35 の割合で妻が財布のヒモを握っているとの調査結果がある。

そして、婚姻年数が長くなればなるほど財布のひもを握る、妻の割合は増えてゆくらしい。

ご多聞に漏れず、財布を握り管理するのは私の役目になった。

 

まだ、子供達が産まれる前のこと。

「今度の誕生日は、○○のバッグが欲しいな~」

「別に誕生日じゃなくても勝手に買えばいいやん」

「え、勝手に?それに何もない時にそんなの買うのは贅沢やん?」

「お前な、いちいち誕生日とかこだわるなよ。女はすぐ誕生日とかクリスマスとかにこだわるからいややねん。買いたい時に勝手に好きなの買って来たらいいやん」

そう言われた時、私は 

「誕生日にはこだわるよ!しかも買いたい時に勝手に買って来いってなにさ。それにお金のなる木があるわけでもないのに!」

と思ってそう言うと、元夫はガッカリしたようだった。

 

元夫はある力士の後援会に入っていた。

私は相撲に興味は無く、今となってはそのお相撲さんの名前すら思い出せないけれど。

そのお相撲さんが引退する時に国技館での断髪式に家族4人で行こう!と言い出した。

そもそも私は相撲に興味も無く、行って直ぐ帰れる距離ではないし、往復の旅費と宿泊代を考えるとすごく無駄遣いの様な気がして

「そんなに相撲に興味はないし、家族4人で行ったら旅費も結構かかるし、留守番しとくから行って来たら?」

と言ったら、彼の顔が曇った。

その後も何度か誘ってくれたが、やはり私は断った。

 

突然、洗濯機と冷蔵庫が壊れて買い替えるしかなくなったときのこと。

「あぁ、今月すんごい出費。洗濯機も冷蔵庫もいっぺんに潰れて買い替えないと。今月は金欠やな~」

と言うと、いきなり

「なんでそんなにお金無いねん!」

と怒り出した。

「いや、別に無いわけじゃないけどいっぺんに出費がかさむな、と思って」

彼はなんだかイライラした様子だった。

 

 

一概には言えませんが、男性は

『欲しいものがあるけど、買えない』

『そういうお金の使い方は贅沢で無駄』

『今月金銭的に苦しい』

というニュアンスのことを話すと、

【自分がもっと稼いでいたら】

【一緒に楽しもうと思っているのに“無駄”“って?何のために自分はがんばっているんだろう】

【そんなにヒモジイ思いをさせてるなんて自分はなんて役立たずなんだ】

と、自分を責めて不甲斐なさを感じるようです。

 

私としては責めてるつもりはなく、ただ、お金は

・計画的に使わねば

・贅沢よりも子供のために貯金をせねば

・出費がかさんだ時は節約生活を送らねば

と考えて話していただけなのですが。

 

しかも、私の場合、結婚する時に父親から

「男はお金を持ったら使うことしか考えないので、しっかり財布のヒモを握って、貯金が幾らあるとかは言わないように」

と教えられ、ふだんたいして父親の言うことなど聞かないくせに、この教えは結構忠実に守っていた。

そして

「ウチの家計は苦しいです」

の体で振る舞っていたのです(-“-)

 

なので、お金に対する考え方や価値観がまるで違っていて

『なんで私の言っていることがこの人には解らないのか?』

と、不思議でした。

彼は彼で

『お金なんて使ったらまた稼げばいいだけ。使わないから世の中が不景気』

などと言うので、全く話が噛みあわずよくケンカになっていました。

 

けれど元夫はそんな話になると責められているような、役立たず、と言われているような感覚になり、ガッカリしたり辛くなったりイライラしていた様です。

 

『男性の成功は全てパートナーのため』

 

と言われるくらい、男性はパートナーに “豊かさ” や “楽しみ”“ ”優雅さ” を受け取って欲しいのです。

そのためにがんばっているのですから。

 

「んなこと言っても、現実的にそんな余裕ないよ」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


若しくは

「ヤツが“私のため”と思っているなんて信じられない!」

と思われる方も。

お気持ち、とても良くわかります!

そこに至るまでのお話し、よかったら聞かせて下さい^^;

 

だけど、少しくらい楽しみや優雅さを受け取ったってバチは当たりません。


そして


「あなたのお蔭で、とても楽しかった♪ ありがとね


と伝えられると、更にご主人はがんばってくれるかもしれません。

そうなると、『私も楽しくて彼も嬉しい♪』ですよね^m^