私たちが生まれながらにして心の中に抱えている“衝動”
今回の “変わりたくない、傷つきたくないと求める衝動” が、このシリーズの最後になります。
この “変わりたくない衝動(欲求)” は
『Vol.1の“自己実現への衝動”』 と 『Vol.2“の無条件の愛を求める衝動”』 でご紹介した2つの衝動(欲求)が満たされていないと起こりやすいようです。
目標や夢に破れて挫折した自分ばかりを感じたり、どんな自分でも愛されるという実感が薄いと
「もうこれ以上傷つきたくない、新しい事に挑戦して変化するより今のままでいいや」
と、そこそこの今にしがみつき 「変わりたくない、傷つきたくない」 と “変わらない私” を求めます。
不思議ですよね。
Vol.1の“自己実現への衝動” では
・自分らしく成長したい
・より良い私になりたい
・自分の才能を花開かせたい
という、いわば成長という名の変化を求めていながら片方では、 “変わりたくない” と変化しないことを求めているわけですから。
この2つの 「より良い私になりたい」という “自己実現の衝動” と 「傷つくのは嫌だから」と “変わりたくない衝動” という相反する欲求が同時に存在するとしても “自己実現の衝動” の欲求の方が強くパワフルなものだ、と私は感じます。
なぜなら、私たちは赤ちゃんの時は何も出来ませんが1歳を過ぎたころから自分の足で立とうとしますよね。
転んでも転んでも、痛い思いをして泣いたとしても、またすぐに自分の足で立とうとするあの姿を見ると、失敗を怖れず何度でも “立ちたい私” への挑戦をしているのだと思うのです。
赤ちゃんは
「ちっ!!何回挑戦しても立てねぇじゃん!もう痛い思いをするのは嫌だから立つのはやめる!!」
とは言わないですものね。
立つことから歩くことへと成長してゆき、年齢と共に挑戦する内容もハイレベルになってきます。
三輪車に乗れるようになり、補助輪付きの少し大きめの自転車に乗れるようになり、いよいよ補助輪を外す時は結構何度も転んで膝をすりむいた人も多いのではないでしょうか?
男子はそうでもないのかしら?
転んで失敗して痛い思いをすればするほど、更なる挑戦は怖れを感じます。
だって、また膝をすりむくのは痛いですもの。
しかし、失敗や怪我を怖れていては「私は一生補助輪付きの自転車に乗ります!」と言っているようなものです。
私はこう思った記憶があるのですが^^;
補助輪付きの自転車が悪いわけではモチロン無いのですが、もう少しがんばってみれば乗れるかもしれない補助なしの自転車に、怖れを為してチャレンジしないとしたら、チャレンジしないことは勿体なくもあり、あまりかっこのいいものではないですよね。
とは言え、私たちは問題を抱えた時には頭で分かっていても、変化を怖れてしまうことはあります。
変化しようとがんばっているのに、なぜかいつも結局は同じ場所に戻って来ていたり。
そんな時は、過去の傷が癒えていないのかもしれないし、変化へのチャレンジに臨むほどの余裕がなく心のエネルギーが枯渇していて動けなくなっているのかもしれません。
そんな時は、お話しを聞かせて下さい。
あなたの心が怖れでブロックされているのなら怖れを外すところから。
あなたの心がエネルギー不足なら、エネルギーを補充してゆくところから、始めてみましょう。
不安や怖れを乗り越えて行動に移し、なにかに挑戦して成長してゆくことは、私たちが生まれながらに持っている “衝動” です。
あなたのいのちが求めている方へと進むお手伝いを致します!