カウンセリングでご相談を伺っていると 「自分のことが好きではないんです」 と仰る女性がとても多い事に驚かされます。

“自分のことが好きではない” ことの理由は様々です。

 

「自分の容姿が嫌い」

「太っている私が嫌」

「意志が弱い」

「自分に甘い」

「胸が小さい」

「怠け者」

「すぐに怒ってしまう」

「冷たい人間だと思う」

 

とても自分を厳しい目で見ておられます

 

 

ほとんど

常に

無意識に

自分自身にダメ出しをしておられます。

 

 

「○○さんは、とても自分に厳しい人ですねぇ」

と、驚きつつお伝えすると

「え“っ?そんなことないですよ!私は自分に甘いんです!!」

と力強く反論頂きます^^;

 

 

そうなんです。

自分自身にとても厳しい人は、それになかなか気付けないんです。

自分を厳しく律することが “当たり前” で “フツー” で “そうあらねばならない” という思い込みがあるので 「自分に厳しい人ですね」 とお伝えしても 「んなワケないよ~!!」

と、激しく否定されます。

 

「私なんて、あれもこれも出来ないダメ人間で、自分に厳しいどころか、いつもぐうたらしていて、部屋は散らかっているしダイエットは2年前から先延ばし、お酒も控えようと思っているけど、つい毎日飲んでしまう計画性の無いトンデモ女なんですぅーーーー」

と、力強く力説してくださいます。

 

確かに、部屋も散らかっていてダイエットや禁酒に成功していないかもしれません。

(あ、耳が痛いのはなぜだろう)

けれど 「今まで何もがんばったことなどございません」 という人はいないのです。

 

仕事、勉強やスポーツ、クラブ活動、趣味、人間関係、習い事、家の手伝いや、もっと言うなら、自分で立って歩くことも、がんばってきたのです。

自分に厳しい人は、がんばってきたことや努力してきたことはすぐに忘れてしまうようです。

そして、今出来ていない事ばかりが目について自分に厳しくムチを振るいます。

 

 

そんな方は、ほぼ日常的に自分に鞭打って叱咤激励している訳ですが、想像してみて下さい。

仕事で、家事で、育児で、人間関係で疲れてぐったりしている自分に

「まったく、なんて弱い人間なの!それくらいでぐったりするなんて!!休んでいる暇なんてないし、することは山積みで時間はどんどん過ぎてゆく。もっとがんばらないと!!」

と、もう一人の自分が鞭打っているとしたら・・・。

 

心の中で常にこんな風に急き立てられていると、ぐったりしてしまいます。

たとえ、体を動かさずにじっとしていても、心の中ではずっと追い立てている自分が居るので休んだ気にはならないし、疲れも取れません。

 

 

出来ない事や苦手な事があっても、自分を認める事は大事なことです。

疲れている自分や弱い自分、がんばれない自分をそのまま、長所も短所もありのままに自分の存在を愛することは、とても尊いことです

 

自分を愛し尊ぶ人は、たとえ人から認められず悔しい思いをしても、誰かから傷つくことを言われても、ぞんざいに扱われていると感じることがあったとしても、そこから目を逸らさずに、それすら受け入れ、焦りや不安に捉われずに学ぶべきことを学び、努力することが出来ます。

そしてそんな人は、自分以外の人のことも大切に尊重することが出来ます。

 

 

どんな自分も他者も受け容れながら、前向きに物事に取り組んでゆく女性は、本当に太陽の様に明るく周囲を照らし、自然と人も集まって来るようです。

 

 

まずは、自分を愛し尊ぶことから始めましょう。

鞭よりも飴です。

今日は、鞭を横に置いて、自分自身に優しさと労りを。

楽しみやちょっとした贅沢を自分にプレゼントしてみてはどうでしょうか