「信頼していたのに裏切られて傷ついた・・・」
そう思うときって心が傷ついたかのように感じます。

けれど、その思いをよくよく見てゆくと
それは信頼ではなく
期待をしていたから傷ついたのだな
ということがわかります。
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こんにちは。
カウンセリングサービスの吉村ひろえです。
ご訪問ありがとうございます。


◆期待とは?

「信頼していたのに裏切られて傷ついた・・・」

そんな言葉を耳にすることがあります。
というか私自身、口にしたことがあります。

でも、正しくは
「期待していたけど裏切られて傷ついた」
が適切です。

いや
「期待していたけど外れてショックだ」
が正しいかもしれません。


期待って
「〇〇であるはず」
「〇〇してくれるだろう」
「〇〇であるべき」
と誰かや何かをアテにしている状態です。

「彼ならきっと幸せにしてくれるはず」
「彼女なら毎日おいしいご飯を作ってくれるだろう」
「この子ならかけっこで一等賞を取るはず」
「ウチの部下ならプレゼンを成功させるはず」

と誰かに自分の不十分さや
不満足感を満たしてもらおうという
要求、欲求(ニーズ)なんですね。

相手から何かを得ようとしている状態です。

なので、相手が自分の期待に添わなかったとき
悲しくなったりとてもガッカリしたり
怒りすら湧いてくることも。

満たされるであろう何かを心待ちにしていたのに
それが叶わず、自分をぞんざいに扱われたかのような気がして
傷ついてしまうのかもしれません。


でも、ちょっと重いですよね。

私たちは、つい誰かや何かに
期待してしまうものではありますが

いざ自分が期待される側に立たされて
その期待に応えられなかったときに

相手にネガティブなオーラをまとわれたりしたら
「役立たずでごめんなさい」と
すごく罪悪感を刺激されそうです。

もしくは、期待は ”押し付けがましさ” も感じるので
「知らんがなっ!」
と言いたくなることもあるかもしれませんね笑


◆信頼とは?

信頼しているときは、誰かや何かが自分の
思い通りでなくても傷つきません。

「信じていたのに裏切られて傷ついた・・・」

という言葉の ”裏切られた” には
信頼することによって相手から何かを
得ようとしていた、ということが垣間見えます。

得ようとしていた何かを得れなかったから
”裏切られた” と感じるのですね。

この思いは私たちを被害者の位置に立たせます。

ですが、信頼しているときは、相手がどう在ろうと
被害者、加害者どちらの位置にも立ちません。


たとえば、パートナーの浮気が発覚。
すったもんだして、もう一度2人の関係を
築き直そうと決めた。

でも、また、浮気するんじゃ?という怖れに
飲み込まれそうになります。
しかも、何度も。

浮気防止のために

・毎日、昼休みと夕方と帰る前に連絡してくること
・門限は24時
・休みの日は家事と育児の手伝いをすること

なんてルールを作って縛り付けたくなるかもしれません。

「悪いことをしたのはあなただからルールを守るべき」

そうコントロールしてしまいたくなります。
コントロールの元にあるのは怖れです。
そして怖れは攻撃を生み出します。

が、信頼はコントロールを癒します。

期待や怖れやコントロールを手放し
相手の自由を認め
相手がどのような行動を取るかは
相手に任せます。

けど、これってかなり勇気が要るし
かなりな成熟度を要します。


私も以前、元夫の浮気問題のときに
チャレンジしたことがありますが
全然、全くもって、見事に
上手く出来ませんでした( 一▽一);



◆自分が好きでしている

期待にせよ信頼にせよ
自分が選んでしているのですね。

違いは
期待は相手から何かを得ようとしているけれど
信頼はただ、信じるだけ。


相手が思った通りにならなくても
ガッカリしたり傷つく必要はなくて

「あ、そうなのか」

と、ただ、事実を受け止める。

被害者になることも加害者になることもなく
対等に自由に在りながら
そのままを受け止める。


”今はまだ” そうなのかもしれないし
もしかしたら、この先もそうかもしれない。

そのときに ”今” の自分がどうしたいのか?

その関係を一旦、解消したいのか?
さらにもう一度信頼したいのか?

相手から何かを得ようとするのではなく
純粋に自分がどうしたいのか?

何をどう選んでも ”自分のプロセス” を ”信頼” します。

と、すると、誰かを信頼しようとすると
”自己信頼” が必要だなということがわかります。


◆自分を信じるって?

誰かを信頼するとき

「自分なんていつかボロ雑巾のように捨てられるんだわ」

と思っていると怖くて信頼なんて出来ません。

捨てられないように犠牲的に尽くしまくるか
相手を籠に入れてコントロールしまくるかの
二択になっちゃいます。

けれど、自己信頼があると人のことも信頼しやすくなります。

自己信頼とは

【モノゴトが自分の思い通りに
なってもならなくても、大丈夫な私】

と自分のプロセスを信頼することです。


プロセスを信頼するとは

ネガティブなことが起こったとしても
傷ついたと感じたり自分を責めたり
卑下したりするのではなく

その出来事から学びや成長を得るために
起こった出来事である

と捉えることです。


これも、難しいですよね。

でも、です。
なにか嫌なことが起こって

人生投げたくなったり
毒を吐きたくなったり
自分や誰かを責めたくなったりしても

いえ、それをしてしまったとしても
その度に、最後には

『まぁいいじゃないか。
生きていれば上がったり下がったりするものさ。
でも私のことだからきっと、この問題も乗り越えてゆくだろう』

と自分に寛容になって
自分の力を信じ続けてあげると
確実に自分の中に強さを感じれるようになります。

何度も何度も、怖れよりも信頼を選ぶ練習を
してゆくと、それがあなたのセンターになります。


ピンとこないかもしれませんが
もともと私たちには、どんな問題も乗り越えてゆける
柔軟な強さと力が備わっています。

その内なるパワーに気づかせるために
引き出すために問題がやってくるのかもしれません。

あなたがあなたのプロセスを信頼出来ますように。

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