「どこか不安定で、傷を抱えている
放っておけないような人。
一緒にいると楽しい瞬間もあるけど
気づけば、我慢してるのはいつも自分。
いつの間にか、自分に無理させてる。
そんな自分に気づいていながら
理由がわからないまま、関係を続けてしまう。
なぜ、幸せではない関係を続けてしまうのだろう」
こんにちは。
心理カウンセラーの吉村ひろえです。
ご訪問ありがとうございます。
今回はアメブロ掲載記事をお送りします。
*
そんなとき、あなたの中の”ある思い”が
関係しているのかもしれません。
たとえば、子供のころの親に対する思い。
・お父さんもお母さんも、
忙しそうで余裕がなさそう
・お父さんとお母さんと
仲が悪くてどっちも苦しそう
・お父さん(お母さん)が浮気して
お母さん(お父さん)がかわいそう
・お母さんはいつもお祖母ちゃんに
キツくあたられて悲しそう
そんな親の姿をみると子供は
「親の力になりたい」「助けたい」
という気持ちになります。
とはいっても「親を助けたいなんて、
一度も思ったことがない」という方も
いらっしゃるかもしれませんね。
実は私が、そうでした。
けれど、心理学を学び出して
しばらくしてから思い出したんです。
しょっちゅう喧嘩していた
両親の怒鳴り声が階下から聞こえてきて
「お母さん、泣いてる。大丈夫かな?」
「家を出ていったらどうしよう」
と母を案ずる気持ちと
母がいなくなったらどうしようという恐怖。
喧嘩中の父はとにかく不機嫌で怒り顔。
口も聞かず怖い存在だけど、どこか寂しそう。
なんとか雰囲気を明るくしようと
ふざけてみたり、お手伝いをがんばってみたり。
でも、そんな努力も虚しく、冷戦は続く。。。
母はかわいそう。父は寂しそう。
「明日はお父さんとお母さんが
仲良くしてますように」
夜、眠る前に何度、そう願ったことでしょう。
本当は、辛そうな両親の力になりたかった。
助けになりたかった。
でも、そんな切実な思いは
いつの間にか心の奥深くに封印されていきます。
自分ががんばっても喧嘩ばかりしている両親に
「やってられないわ」と、自分の悲しさや
どうすることもできない無力感を感じないように、
それらの感情を心の押し入れに閉じ込めてしまったのでした。
また、思春期に入ると家のことよりも
友達や恋愛で自分のことに忙しくなっていって、
なんなら親は、私の自由を阻む存在に。
助けたい存在というよりは、私の邪魔をする存在。
そして、大人になってなぜか傷ついている人、
寂しさを抱えている人とお付き合いすることが多い。
感情的に振り回されて、自分を差し置いてもいいと
思ってしまうような人。
反対に、なんの問題もなく
私を大切にしてくれて尊重してくれるような人は、
なぜか落ち着かない。
そういう人を望んでいるはずなのに。
「なんか変だぞ、自分」
そんな自分の心に疑問を持ったのでした。
なぜ助けたい人に惹かれてしまうのだろう?
考えられるその理由は主に2つあって、ひとつは先ほどの
◉助けたかったけど助けられなかった誰か
(多くの場合、親または兄弟姉妹)を
彼(彼女)に投影している
もうひとつは
◉傷ついた自分自身を彼(彼女)に投影している
家族との関係や友達、過去のパートナーシップなど、
なんらかの傷を心に抱えていて、
その辛くて苦しい自分を癒したいと
思ってはいるのだけど、
誰かに頼ることや助けを求めることが出来ず、
同じような傷を持つ人を助けることで
自分を助けようと心が働くことがあります。
ちょっとややこしいのですが、
傷ついている自分、孤独な自分、寂しがっている自分を
弱い者と感じてしまって、その自分を認めることが出来ない。
すると、その認められない痛みを
無意識に誰かに投影してその人を助けようとするのです。
・傷ついている人、寂しそうな人、
なぜかそんな人に惹かれて
「私がなんとかしなくちゃ」と支えて、
疲れ果てることが多い。
・傷ついてる人、寂しそうな人が
立ち直って大丈夫になると、
幸せになはなれそうにないと思いながらもなぜか、
次の傷ついている人、寂しそうな人に惹かれてしまう。
そんなときは、まずは、
”自分が自分の痛みに気づいてあげる”。
これが第一歩です。
”助けたい恋” を繰り返す人は
自立的な方がとても多いです。
なので、自分が傷ついているという自覚が
ないことも多々あります。
けれど、心の蓋を開けてみると、
傷ついた自分、痛みを抱えている自分に出会って
驚かれる方も少なくありません。
その ”傷ついている私” と ”私” との
良好な関係を築いていくのです。
無力感に打ちひしがれたあなたがいたからといって、
あなたが無力なわけではありません。
子供ができることって限界がありますもの。
甘えることや頼ることはダメなことだと
嫌った依存心だけど、
依存心は誰の中にもあるもの。
あなたがあなたの依存心に耳を傾け、
あなたを甘やかしてあげる、
あなたの頼みを聞いてあげるのです。
傷ついている自分、痛んでいる自分、弱い自分。
そんな自分を受け容れるのは勇気の要ることです。
けれど、置き去りにしてしまった、
無力だと感じている自分、
依存心の塊だと思い込んでいる自分を認め、
受け容れるとパートナーとも
対等な関係を選べるようになります。
なぜなら、自分で自分を理解し、
認め受け容れ満たされると、
無理して誰かに必要とされなくてもよくなったり、
自分の価値を外に求めなくてよくなるから。
「助けないと繋がれない」という感覚がなくなるからです。
この記事が参考になれば幸いです。
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