心理学の世界で
『人は不幸よりも
幸せの方が怖いことがある』
といわれることがあるのは、単に
「幸せがイヤ」という意味ではなく
幸せになることで
これまでの自分や
世界観が壊れてしまう不安
こんにちは。
心理カウンセラーの吉村ひろえです。
ご訪問ありがとうございます。
*
たとえば、長い間
・我慢するのが当たり前
・愛されるには果てしない努力が必要
・期待すると傷つく
・幸せは長続きしない
・自分にはその価値がない
という前提で生きていると
その状態が
”苦しくても慣れ親しんだ安全地帯”
になります。
すると、すごく親切にされたり
安心できる人に出会ったり
成功や豊かさに近づいたときに
「こんなに親切にするなんて
裏があるのでは?」
「この幸せは続かない」
「こんな自分は幸せになっては
いけない/なるはずがない」
「自分が幸せになると
嫌われる/嫉妬される」
嫌われる/嫉妬される」
そんな恐れが出てきたりします。
これは心理学でいう
・愛着理論
(養育者との情緒的な絆)
・ホメオスタシス
(環境が変わっても状態が変わらない性質)
・セルフイメージ
などとも関係しています。
人の心には”今までの自分”を
維持しようとする働きがあります。
たとえ、その状態が苦しくても
・慣れている
・予測できる
・生き延びてこられた
という意味で”安全”だから。
逆に幸せは
・未知
・コントロールできない
・失う可能性がある
・自分が変わってしまう
と感じて、無意識に「危険」
と感じることがあります。
でも、これは「幸せになりたくない」
のではなく、過去の経験によって
『幸せは安全ではない』
と心と身体が学習してしまった
結果なんですね。
特に幼少期に
・安心より緊張が多かった
・親の顔色っを伺っていた
・愛情が不安定だった
・急に怒られることが多かった
という体験が多い人ほど
「穏やかさ」に
落ち着かなかったりします。
幸せや安心感のある環境に
入ったとき
心より先に身体が戸惑うのです。
しかし、これは
意志が弱いからでも
意志が弱いからでも
ネガティブだからでもなく
これまで生き延びるために
身体が覚えてきた
”生存パターン”なのです。
たとえば、子どものころ
親の顔色を見て育った人は
「先回りして緊張しておく」
ことで自分を
守っていたのかもしれません。
急に怒られる家庭だった人は
「常に警戒しておく」
ことが安全だった、
愛情が不安定だった人は
「期待しない」ことで
傷つかずに済んできた
かもしれないのです。
つまり、その反応は弱さではなく
過去を生き抜くための
”知恵”だったのです。
けれど、大人になって
環境が変わっても
心と身体の反応は
すぐには変わりません。
すぐには変わりません。
頭では「もう大丈夫」と
理解していても
神経は昔のまま
警戒を続けることがあります。
じゃぁ、どうすればよいのでしょう。
それは、無理に痛みを
消そうとするのでもなく
強制的に前向きになることでも
ありません。
なぜなら、心や身体は
理由もなく今の状態を
続けているわけではないから。
そこには、あなたが必死に
これまで生きてきた歴史があるはず。
傷つかないように
見捨てられないように
否定されないように
壊れないように。
その人なりの方法で
自分を守り続けてきたのです。
なので、まず必要なのは
「今まで本当に頑張ってきたんだね」
「ずっと、緊張して生きてきたんだね」
と過去の自分を理解し
受け容れてあげることなのだと
私は思うのです。
感じてはいけないと
思っていた悲しみ。
押し込めていた怒り。
寂しかった気持ち。
怖かった記憶。
そうした感情や感覚は
”無かったこと” にするほど
心と身体の奥に
残り続けてしまいます。
だからこそ、ちゃんと
自分の感情や感覚を
感じてあげること。
感じてあげること。
「あのとき、本当は辛かった」
と認めてあげること。
それは、過去に
縛られ続けるためではなく
過去から自由になっていく
プロセスなのです。
そして、もうひとつ大切なのが
『安心を身体で体験し直すこと』
です。
頭で「もう大丈夫」と
理解していても
神経系はすぐには
変わりません。
なので、
否定されない経験。
失敗しても関係が壊れない体験。
力を抜いても責められない時間。
本音を話しても
受け止めてもらえた記憶。
がんばらなくても
受け容れられているという感覚。
そんな小さな安心を重ねながら
心と身体は少しづつ
「もう戦い続けなくていいんだ」
「幸せになっても大丈夫なんだ」
と学び直していきます。
過去に起こった出来事は消えません。
けれど
どんな経験をしてきたとしても
これから先の人生は自由に
選ぶことができます。
安心を感じることも。
穏やかに生きることも。
幸せを受け取ることも。
過去に1mmも影響されることなく
幸せを選びとることは
誰にでも許されていることなのだと
誰にでも許されていることなのだと
私は思うのです。
❏人と近づくのが怖い
❑パートナーシップが上手くいかない
❑手放したい執着がある
❑自分のことが好きじゃない
❑誰にも話せない苦しみがある
❑自分らしさがわからない
❑自分を責めてしまう
❑許せない人がいる
❑人間関係が上手く築けない
ひとりで抱え込んでいませんか?
人生は苦しむものではなく
謳歌するものです。
サポートが必要なときはいつでもお声がけくださいね。
一緒に乗り越えてゆきましょう。
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